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自らが後々に切望する愿いを想像だにせず、现在のディルトは、ただひたすらに、我が身へ与えられる侮辱にも等しい仕打ちに、今一度奥歯を噛んで低く呻いた……その直後だった。
「ッ!?」
ディルトの汗にまみれた全身を、何の前触れもなく、激烈な稲妻がまばゆい闪光と共に撃ち贯いたのだ。
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「な、ん……ッ?!」
身体中を、いや、身体どころか、脳の中にある思考回路の隅々までを贯いていった闪光に、ディルトは目を见开きながら声を饮んだ。
一体……何が――?!
自らの肉体に何が起こったのか――ディルトが通过していった変化に総毛立ちつつ、原因を探ろうと侵略され続ける下半身を覗き込んだ……瞬间に、第二波がすくむ身体を撃ち据えた。
「くッ、ああああ…!?」
意図せず、声が漏れた。
それも、里返ったような、甲高い声が。
な、なん、だ……!?
一体……!
一体なんなんだ……!?
全身を通り抜けていった二波目の稲妻に、ディルトがごくりと唾液を咽下しながら拳を握ると、嫌な汗が、掌の中で浮き上がってゆく。
今の、は……。
今の……感覚、は……。
まさか……。
痛みでもない、苦しみでもない。
かと言って、最前まで自分を不快にさせた、圧迫されるような异物感とも、明らかに违う。
あれは。
今の……今、自分の身体を袭ったあの感覚は――。
「…………ッ!」
ゾッとしながら、ディルトが『そんなはずはない――!』と强く头を左右に振った、途端だった。
「くうッ――?!」
望まぬ三撃目の落雷が、追い打ちとばかりに强张ったディルトの背筋を、力强く撃ち据えたのだ。
「ッ――――!!!!」
もはや、明确に自覚して、ディルトは目を见开くと同时に、强く犬歯を噛み缔めた。
そんな――!
いいや、违う……!
こんな事……信じる事はおろか、许容するなどもっての他だ――!
胸中で强く、决然と言い张ったその途端、ディルトの肛门内では、再びのテールの蠢动が沸き起こり、それと同时に鋭利で真っ赤な冲撃が、汗に冷えた筋肉质な背筋を、速射のように一直线に贯き穿つ。
「くあ…ッ!!」
硬直しきった脊髄を、おぞましい感覚が走り抜け、その直後には、细めた睑の里侧を、闪く闪光が通り抜けていく。
それも、思わず五感が冻り付いてしまう程の、まばゆく、そして甘い闪光が――。
「ッ……!」
明らかに感受してしまったその感覚に、ディルトは冻えた。
恐怖でも、戸惑いでもなく、言うなれば、焦燥に近い、冻结。
そ、そんな……そんな……まさか……。
自分は……自分は……敌阵の本丸とも言える魔族たちの居城、魔界の牢狱に捕らわれて……血が渗む程に口唇を噛み缔め、卑劣な仕打ちに耐えている……それなのに――。
「ち、违う……ッ!!」
咄嗟に唇から吐き出した言叶の语尾が、仅かに震えている事に気付かぬままで、ディルトは今一度、强く头を左右に振った。
こんな事は、间违っている。
こんな事で、自分が、そんな感覚を覚えるはずがないではないか。
なぜなら。
なぜなら自分は……俺は……勇者……なのだ……!
勇者……なのだから――!
信じられぬ自覚感覚に冻り付いてしまった头の中心を热くしながら、必死になって自分自身に言い闻かせると、ディルトは後ろ手に缚り上げられたままの拳に力を込める。
そうだ……俺は……俺は、勇者なのだ……!
どんな事になっても、何があっても……魔王に……いや、魔族たちなどに、屈したりはするはずがない――!!
「ッ……!」
いつの间にかじっとりと汗にまみれた掌を握りしめると、痹れ始めた指先に、轧む木枷の振动が伝わった。
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自分は勇者なのだ。
こんな卑劣な手段や、非道で悪辣な暴虐には、何があっても屈するものか――!!
思って唇を噛み缔めて、ディルトは决然と前を向いた――が。
「ッう?!」
囚われた狭い牢狱の中、目の前に镇座する钝く光る鉄格子を真っ直ぐに睨み据え、ディルトが今一度己の决意を胸中で硬くした、その矢先。
ずるううッ!!
「ッああ!!」
尻の中へと完全な侵入を果たした二本目のテールの触手は、まるでその侵略を夸示するように、ディルトの体内で力强くぬめる身体を波打たせたのだ。
「く…!や、やめろ……ッ!!」
テールの侵略する自らの臀部を视线でねめつけ、强く吼えるようにディルトが言うと、肛门の中ではもう一方の触手が、仲间の到来を歓待するかのごとく身をうねらせる。
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