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嗤う魔族に叫ぶディルト。
暗く狭い牢の中で、ひどく简素な、それでいてこれ以上にはないほど决定的な格差を持った蹂躙が、ただただ延々と缲り返される。
时刻は、魔族が『七日目が始まってから、まだ十分足らずだ』と告げてから、一时间と四十分――。
『约束の时间』まではあと、一时间と、二十分――ディルトはこのおぞましくも鲜烈极まる性感地狱の只中で、己の雄芯に降りかかる甘美な恍惚に耐え続けなければならないのだ――。
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长い长い、一时间と二十分が経过して、ようやく、ディルトの身から魔族の强大な掌が离れていった――。
仅かな、时间だと思っていた。
一时间など、些末な用事を片付ける事すらできないほどの、短い、短すぎる时间だと――。
少なくとも、一人の人间として王国に暮らし、所用に追われて生きていたあの顷は――そう思っていた――。
だが――。
「さァて、ホントは面白れェからもうちっと游んでいてェんだが……司祭様との约束の时间に遅れるワケにもいかねェからなァ」
「ッ…!……ッ…!!ふ……ッ…!う……ッ…!!」
「おいおい、ったくいつまでチンポビクビクさせてんだァ?っとにすっかり気持ちイイ事に梦中になっちまって、これじゃあホントに盛りのついたサルと変わらねェなァ…!!」
嘲笑する魔族たちに、ディルトは反抗の言叶どころか、强い语気さえも発せなかった。
ディルトにとって、この一时间は、今までにないほどに长い、永い一时间だった。
体感感覚で言えば、それこそ、丸一日、いや、それ以上だったのではないか、と思う程に。
震える身体を吊られたままで、下半身だけ、それも男の急所である个所だけを、重点的に、そして集中的に凌辱される――。
こうして魔族に捕らえられる前の平时であれば、ほんの瞬きする间、とさえ言い切れた短い时间が、今は――。
恐ろしいまでに、永く、远い――。
「ッ……!う……ふ…う……ッ…!!」
ガタガタと震える身体の下で、自分以外の荒ぶる何かが存在している気さえする。
それが己の身の内に秘匿されていた雄としての本能だと気が付いた时、ディルトは今一度、己の淫荡な肉体を呪い、同时になけなしの理性と道徳心を力いっぱいに握りしめた。
「さて、そんじゃあまずは准备をするかなァ…!ああ?何のってツラしてんなァ…!そんなモン、决まってるだろ?さっきも言ったが……『お散歩』の为の准备だよ……!!」
「ッ……!!!!」
狭い暗黒の中に响いた声に、ディルトの満身が総毛立つ。
やはり、万に一つも――。
逃げる道など、存在しない――。
「おし、それじゃあ俺はコイツの锁を外すから、お前ェはアレを持ってきてくれ」
まるで日常の中の一コマ、とでも言えそうな程の軽い口调で魔族が言うと、その対面で言叶を受けたもう一方は、これもまたひどく軽率に『ああ』とだけ颔いて牢の入り口付近へ屈みこむ。
「おおし、そんじゃ、今からこの锁と枷を外してやるが……いいな、妙な気は起こすんじゃあねェぞ…?俺たちは司祭様から『いざとなれば腕の一本や二本は打ち舍てても构わん』って言われてるんだ。お前も长年爱剣を振るってきたきき腕が、身体から离れちまうのは见たくねえだろ?だったら……少しばかり大人しくしてるこった。ま、そうは言ってもその身体じゃあ……俺たちに伤を负わせて逃げるどころか、一人で走る事もできねェだろうがなァ……!!」
「ッ……!」
くつくつと喉を鸣らして邪笑する魔族の男は、言叶を终えると、宣言通りディルトの身体を拘束していた太い锁を低い天井から引き剥がした。
「あ……あ……」
途端、长时间に渡りディルトを缚っていた戒めはあまりにあっけなくほどかれて、その代わりに彼の肢体には重い重力の枷がのしかかる。
「う、あ……!」
どすん、と响いた钝い音を双方の鼓膜で闻いたあと、ディルトは自分の頬が冷えて?れた地面へと接地している事に気が付いて、虚ろな胸の中、ああ、自分はやっと解放されたのだ、と安堵した。
「はん、なんだよ。走るどころか、立ち上がる事もできねェってか?まァそれも仕方ねえなァ、何しろお前ェは七日间も……ここに繋がれてたんだからなァ」
「…………」
头の上で魔族の声が低く响くが、もうそれにすら満足な反応を返せずに、ディルトは薄く开いた视线を伏せた。
散々に侵し抜かれ、弄ばれ続けた火照った肌に、?れ、湿った床面が心地よかった。
繋がれ続け、拘束され続けた四肢が、热い血流と共に感覚を取り戻していくのを感じると、ディルトは细く息を吐く。
まだ――生きている――。
「ッ……」
延々と、嬲られ続けた身体は热い。
缲り返し、侵され続けた精神は今にも陥落しきってしまいそうだ。
けれど、もう、どうする事もできないのだ――。
「ッ…は……あ……は……あ…」
闭じていた睑を薄く开くと、暗い天井が自分に迫ってくるような错覚に囚われて、ディルトは再び目を瞑る。
夸りを舍てた訳ではない――。
高洁な気骨を保つ事を谛めてしまった訳ではない――。
ただ、それ以上に――。
それ以上に、身に降りかかる悪辣な现実が。
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