分卷阅读2(2/10)

    先端をすぼめるようにして侵入した触手の先、それが时间をかけて、ゆっくりゆっくりディルトの体内へと进行し、现在では、马の手纲と相违ない程の太さの触手が、进军を拒み続ける括约筋を押し?げている。

    最期の最期まで、自分は勇者である、辛辣な现実に向かい合い、生き抜く人々の希望であるのだ、と夸りと気概を持って、目の前の惨状と相対するつもりだ。

    唯一自分の武器となるはずの爱剣もなければ、その白刃を振るう为の腕も、今では头上で拘束された。

    新たな侵攻者の访れに、ディルトがぞっと背筋を强张らせつつ、身体中の筋肉を収缩させると、それに伴った筋肉运动によって括约筋に绞め上げられたテールの触手が、大きく一度、肛门の中で身を捩らせた。

    先阵部队とも言える、最初の触手がディルトの尻の中心を贯いた後、それらの触手たちは、次军、そのまた次军、と宣言するかのように、顺を追って、ゆっくりとディルトの尻へ向かって遡上した。

    体内の奥へと向かって进むだけとは违う、明かな、うねり。

    このままでは……俺は……!

    「く…うう……!」

    「うあ……ッ!!」

    「くあッ!!」

    その上、とうとう、无防备な肉体は、おぞましきテールの侵略を、なす术もなく受け入れた。

    またしても、身体の奥で、强い蠢きが沸き起こる。

    最初はゆっくりと、そして探るように动いていた触手の先が、今は明确な侵略の意図を持ったかのように蠢くと、それはディルトの肛门口を力强く割り?げながら押し进む。

    だが、思った所で対応策など皆无だった。

    「ッう…!!」

    苦し纷れに、重い锁を繋がれた足をもがいてみると、その筋肉の动きに助长されたのか、尻の中でテールがうねった。

    相手に五感や知性がない事を咄嗟に忘れて、ディルトが我が下半身に向け势い任せに首を捻じ曲げた直後。

    「…く……そ……ッ」

    このまま、では……。

    自らの尻の中で行われた、不気味极まりないテールの挙动に、満面をしかめながらディルトが叫ぶと、今度はその声を追うように、下半身を这い上がってきた别の触手が、ずるり、と下?の内侧に?り込む。

    今の自らが置かれた状况を、深く想像すれば思わず呜咽してしまいそうになって、ディルトは强く睑をつぶって吐息を噛んだ。

    気付けば、侵入の直後は、軽微だった异物感が、今では明らかな存在感に変化していた。

    屈辱に燃える头の隅で、ディルトがそう考えながら、几度目か分からぬ重い歯ぎしりを口内に响かせた时だった。

    だが。

    「く…う……!」

    だが、それだけの太さに侵入されても、不思议な事に痛みはなかった。

    どれだけディルトが気骨を持って胸を反らせようと。

    今まで内部を这うように进んでいたテールの触手が、ぴたりとその进行を止めると、今度は停滞したその个所で、やおらぬるつく先端を蠢かせた。

    ずるり……!!

    「な、なに、を――!」

    「く……ッ」

    どれだけ必死に解决策を模索しようと。

    今までとは明确に违うその动きに、思わずディルトは唇を开いて声を上げた。

    ディルトの悬命の防御策を嘲笑うかのように、尻の内部へと侵入を果たしたテールの进军はとどまるどころか、むしろその速度と精度を上げはじめる。

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    これは恐らく、テールの体侧から分泌されるぬめぬめとした分泌液に、痛覚を麻痹させる、もしくはそれを缓和する作用を持った物质が混じっているからだ――。

    探るような动きとは一线を画した急激な动作に、ディルトの口から言叶にならぬ悲鸣が漏れると、筋肉の紧张がほどけた一瞬の隙を见逃さず、下?の内侧へと入り込んだ新たな触手は、その切っ先をすでに侵攻を受ける柔らかな穴に押し付ける。

    「く、あ……ッ!!」

    「く、そ……!やめ、ろ……!!」

    足には钢鉄の枷をはめられ、铠を剥がれた下?一枚の身を守る术もない姿で、ディルトは牢の中に吊るされているのだ。

    木制の樽の中から这い出た当初、岩肌が剥き出しのままの床面を、所在无げにずるずると这いまわっていた触手たちのほとんどが、今やディルトの身体……下半身に取り付いている。

    正しく、万策尽きた、と言える様相だった。

    决して後退する事のない、决定的で粘?质な侵攻に、ディルトの身体は不规则な危険信号を点灭させながら打ち震えた。

    体内をまさぐられるような感覚と、それと同时に、下半身を舐め上げるように这い上がってくる不快感。

    谛めたくはないし、谛めるつもりもない。

    贯かれた瞬间も、そこから繋がる进军时も、ディルトは一切の痛覚を刺激されずに现状に至っている。

    谛めたくはない。

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    「く……ッ!」

    「ッ……!!」

    この状况では。

    「く…う……ッ」

    「く…ッ!!」


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